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長距離運転は疲れる
長距離運転、特に高速道路の定速走行は、意外と難しいものだ。道路がアップダウンしたり、曲がったりする中で、周囲の状況確認しながら、速度を一定に保たなければならないからである。
トルクや馬力の太い車であればある程、アクセル操作は、慎重にならざるを得ないし、油断するとすぐにスピードが出てしまうため、スピードメーターも注視なければならない。
そのため、道路状況の変化や、周りの車の確認、スピードメーターの確認などこれらの動作を繰り返していると、排気量の大きな車を運転していてもとても疲れて疲労がたまってしまう。
長距離運転が日本車の中で最も得意な車の1台
レガシィに乗るようになってから、長距離運転が日本車の中で最も得意な、また優れた車の1台にレガシィがあると思っている。
アイサイトの主要な機能の1つである全車速速追従機能付クルーズコントロールは、この疲れを大幅に減らすことにつながっている。スピードは、設定したスピードまでしかいかないので、スピードの設定を制限速度までにしておくことで制限速度オーバーを防ぐことができる。
そのため、スピードメータを見る回数を大幅に減る。ハンドルを握りまっすぐ前を見ているだけでいいのだ。もし前に車がいた場合など、設定した速度の範囲内で、前の車の加減速に合わせて、スピードを自動的に調整してくれる。ハンドル操作以外の運転を車がやってくれるので疲労軽減に大きな効果がある。
(参考記事:1日で50キロ以上の渋滞をアイサイトで走ってみて感じた事とこれから購入する人へのアドバイス4つ )
時速90キロから時速100キロ前後の高速巡航が楽にこなせる
アイサイトが搭載されているレガシィは、曲がる止まる走るなど、車の基本性能が高いだけではなく、長距離の高速道路運転が驚く程疲れない車である。
極めてフラットな車体と、アイサイトを利用した全車速追従機能付クルーズコントロールのおかげで、高速道路の巡航は、相当に楽だ。時速90キロから時速100キロ前後の高速巡航であれば、安心して車の動きに身を任せとことができる。
レーダー方式のクルーズコントロールとの違い
また、アイサイトのすごいところは、レーダー方式のクルーズコントロールと違って、直射日光の射す時と濃い霧の時以外は、概ねどんな場面でも使えることができることだ。
レーダー方式のクルーズコントロールは、雨が強く降るとレーダーが誤作動を起こし使えなくなることも多いと聞く。
アイサイトだけではない!車の基本性能の高さ
もちろんクルーズコントロールのみではない。振動が少なく静かで、アクセルを踏んだ瞬間からすぐに巨大なトルクをフラットに出し続ける水平対向エンジンと、フラットな乗り心地を作り出すAWDシステムは、たとえアイサイトという装備がなかったとしても日本の中でトップクラスの長距離走破性能を有している。
自らをロングツアラーやグランドツアラーと名乗るだけのことがあるだろう。
(参考記事:レガシィのAWDのメリット )
長距離を、楽に、安全に、早く、走りたいと考えるならば…
たとえ1000キロの長距離であっても、楽に、早く、安全に、走行することができる。レガシィは、アイサイトを装備したことで、このロングツアラーとしての性格をより強力なものとした。その他、車線逸脱警報装置についてなども便利な機能だ。
疲れていたりして、車線をまっすぐ走っていないようなときには、車のステレオカメラで車線逸脱を検知し、知らせてくれる。休憩を知らせるタイミングとして参考になるし、安全に走るためには心強い機能だ。
長距離を、楽に、安全に、早く、走りたいと考えるならば、クラウンやフーガなどの高級車もいいが、レガシィももっとも有力な選択肢の1つとなるだろう。
(参考記事:アイサイトでも腰痛は同じ?腰痛のための3つの運転のコツ )