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私の住む地域は常時雪が降る地域ではない。
しかし、ときどき住む地域でも降雪があったり、雪が降る地域を走ることがあるのでスタッドレスタイヤは必ず履き替えるのがわたしの習慣だ。
前に乗っていた車では、トーヨータイヤのスタッドレスタイヤなどを使用していたが、2011年の冬、レガシィ用の初めてのスタッドレスタイヤを購入することになった。
夏タイヤにおいては、ミシュランのパイロットスポーツ3を履いていたため、ミシュランと定番のブリヂストンを比較し、購入することになった。
色々と迷った末、夏タイヤにおいては、ブリヂストンのポテンザなどと比較してもミシュランのパイロットスポーツ3が想像以上に良かっだことなどを踏まえて、ミシュランのX-ICE2を購入し、引き続きミシュランを試してみることとした。
以下にミシュランのX-ICE2を使用してみての感想を書いてみたいと思う。
まず、このタイヤについて最初に感じたことは、今までに使ったことがあるスタッドレスタイヤでは一番夏タイヤに近いタイヤだということだ。
さすがにポテンザやパイロットスポーツ3のようなハイグリップタイヤ並みとはいかないが、スタッドレスタイヤとは思えないしっかりとしたグリップを持っていると思う。
ポテンザやパイロットスポーツ3と比較すると、さすがに柔らかさを感じるような乗り味になるし、急ハンドルを切った際に、タイヤがフニャッとなり、スタッドレスタイヤを履いていたんだと感じることもある。
しかし、スタッドレスタイヤにありがちな、トラクションをかけた際にタイヤがフニャフニャになって恐怖を感じるほどのものというのはほとんどなく、しっかりと路面をつかむイメージだ。
X-ICE2の前のバージョンであるX-ICEの場合、想定最高速度は時速160キロであるのに対し、X-ICE2では、想定最高速度は時速190キロにアップしている。
常時雪が降るような地域では、時速190キロで走るはずないのであまり意味がないことかもしれない。
しかし、雪が降らない地域では、スピードレンジが上がった分、ドライ路面の高速道路においても安心して走ることができるようになっているため、常時雪が降らないような地域に住む人にはおすすめだろう。
もう一つ感じることは、音が静かで乗り心地がとても良いことだ。
スタッドレスタイヤでは通常高くなりがちなロードノイズについてもほとんど気にならないレベルだと思う。
ブリヂストンのブリザックなどは経験したことがないため、わからない部分を多いが、雪上性能や凍結路面上での性能は、もしかしたら、ブリヂストンなどと比べて落ちるかもしれないと他の人が書いたレビューなどを読んでいると思う。
しかし、常時雪が降っている地域以外で使うのであれば雪上性能を落として通常のドライ路面での性能を高めたモデルの方が良いと思う。
そういった意味でミシュランのX-ICE2は買って正解であったと思う。