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この記事の内容
ハイブリッド車の検討を考えているならばクリーンディーゼル車も検討すべき
昔は珍しかったハイブリッド車も最近では、珍しいものではなくなってしまった。
多くの人は、今では特に意識もせずにハイブリッド車を購入するし、あまり車のことに詳しくないような人でも、「ハイブリッド」と聞くと、なんだか環境に優しく、加えて節約できそうな気もすることだろう。
対してディーゼルエンジンはというと、トラックを想像したり、黒いすす煙や、がさつでうるさいエンジン音を想像してあまりエコではない、または昔のエンジンであると考える人も多いことだろう。
エコで経済的なクリーンディーゼルエンジン
しかし、最近の乗用車に搭載されているディーゼルエンジンは、そういった悪い想像とは無縁のエコで経済的なエンジンだ。
時々クリーンディーゼルという名前を聞く時もあると思うが、その名前のとおり黒いすす煙を出してなんか走らないし、ガソリンエンジンよりも燃費は良く、またハイブリッドエンジンと比べても燃費は大きく劣らない車もある。
また、たとえ燃費で劣ったとしても、使用するディーゼル燃料(軽油)は、一般的なガソリンよりも何割か割安なため、燃料費で比較するとその差はより小さなものになるか、場合によってはハイブリッド車を超える。
ハイブリッドではなくクリーンディーゼルをあえて選ぶ?
自分の場合を考えて考えてみると、ハイブリッド車やガソリンのノンターボのエンジン車を買うのであれば、高い確率でそれらも選ばずにクリーンディーゼルエンジン車を購入するだろう。
燃料代が安くお財布にエコなだけではなく、大きな排気量のガソリンエンジンに匹敵するような大きなトルクを味わうことができるからだ。大きなトルクは、街中がメインであれば不要かもしれないが、高速道路を長距離走行するような場合においては、アクセルの踏みこみなどを最小限に抑えることができ、運転の疲労も大きく軽減してくれるものだ。
さて、日本ではどのようなディーゼルエンジン車が買えるのだろうか?外車を含めた日本で買えるディーゼル車について、価格帯別に大まかにであるが一覧にまとめてみたい。
外車を含む日本で買えるクリーンディーゼル車26台 一覧
【100万円台】
- マツダ デミオ
【200万円台】
- マツダ CXー3
(参考記事:スバル「XVハイブリッド」とマツダ「CXー3」どちらが評価できるか?買いなのか? )
【300万円台】
- マツダ アクセラ
- マツダ CXー5
- マツダ アテンザ
- 三菱 デリカ D5
- BMW 218d
- BMW ミニクロスオーバー
- BMW ミニペースマン
- ボルボ V40
【400万円台】
- トヨタ ランドクルーザー プラド
- 三菱 パジェロ
- ボルボ S60
- ボルボ V60
【500万円代】
- BMW 320d
- ボルボ XC60
【600万円台】
- メルセデス・ベンツ E220
- BMW 523d
- BMW X3
【800万円台】
- メルセデス・ベンツ CLS220
- メルセデス・ベンツ E350
- メルセデス・ベンツ ML350
- BMW X5
【1000万円以上】
- メルセデス・ベンツ S300H
- メルセデス・ベンツ GL350
- メルセデス・ベンツ G350
コストパフォーマンスに優れたマツダとボルボのクリーンディーゼル車
100万円台から買えるクリーンディーゼル乗用車をラインナップしている点から見ても、多くの選択肢を用意しているという点でも、またディーゼルエンジンのできから考えてもクリーンディーゼルの普及に最も貢献しているのは国内においてはマツダが一番だろう。
車が好きな人で、ディーゼルエンジンを検討するのであれば、マツダ車が最も有力名候補となるはずだ。コンパクトカーであればデミオ、中型車であればアクセラ、大きな車であればアテンザ、SUVであればCX−5が候補としてあがるだろう。
また、輸入車であればV40などを販売しているボルボなどが同様にコストパフォーマンスに優れている。8速ATを採用するなど、上位の価格帯に位置する車と比較しても装備面では負けないものとなっているのだ。
ディーゼルが力を発揮できる回転数域というのはとても狭いレンジに限られているため、当然のごとくガソリンエンジンのように高回転までぶん回すことはできない。そのため、それを補う上でトランスミッションの多段化も有効なのだ。